天馬船プロジェクト・東京ビエンナーレ2023に弊社もボランティア参加

都市において川や水路といった水辺は、まちとまちを結び、人と人をつなげるネットワークを作り上げてきました。それぞれの水辺には、江戸時代から河岸や荷揚場などが発展し、水陸のつながりを支えてきました。江戸の水辺は、川-河岸-町-地域が一体的に結びついた賑やかな空間が生まれていたのです。こうした賑わいは、江戸に東京なっても変わることはなく、むしろ一層に生活や産業の中心として水辺空間が発達していきました。戦後もしばらくこの日本橋川でも、日々たくさんの船が行き交う風景を見ることができたといいます。かつて水辺は都市文化の中心を担っていたのでした。

※天馬船プロジェクト・背景より引用

東京ビエンナーレ2023・天馬船プロジェクトは水都・東京を再認識していただくよいきっかけづくりのアートイベントと考えています。

第二回の日本橋川での天馬船のレースイベントに弊社としてもボランティア参加させていただきました。イベントは成功いたしました。

天馬船プロジェクトは小さな木船を流して順位を競う単なるイベントではなく、日本橋川で木舟を流すための過程が大変です。日本橋川で木舟を流すために日本橋の関係者に許認可をえたり、開催日の干潮満潮の時間でイベントの日時を決定したり、賛助金を募集したり、ボランティアを集めたり。常盤橋の防災船船着き場周辺の一時使用を得たり、流した木舟も斉井利用するために船上・メンテナンスしたり、やることは多岐にわたり、イベント自体が「プロセスアート」のようです。

イベントを観覧していただいた方々、イベントに賛助していただいた方々、ボランティアに参加していただいた方々、主催者、長い間、お疲れ様でした。

また、2年後も成功させましょう。

天馬船プロジェクトにボランティア参加した水域環境情報基盤株式会社のメンバーで集合写真